キャタレント社(Catalent, Inc. CTLTは最近、JOS社と開発契約を締結しました。それによると、JOS社は、麻酔薬の前投薬として使用されるカンナビジオール(CBD)製品の開発を目的とした実行可能性試験を開始します。今回の契約では、キャタレント社が独自に開発した口腔内崩壊錠(ODT)技術「ザイディス」を用いて試験を行います。
JOS製薬は、麻酔科領域に特化した臨床段階のバイオ医薬品企業です。同社は、認証済みの麻からCBDを抽出し、白内障手術時の覚醒下鎮静麻酔や、磁気共鳴画像診断時の抗不安のために、CE-D8処方CBDウエハを製造しています。
今回の契約は、キャタレント社の経口・特殊製剤分野を世界的に大きく強化するものと期待されます。