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2022年に初の商用USTシステムの発売を予定している同社は、18ヶ月間のCBD安定性を達成したことで、さらなる拡大を目指している。

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プレッシャー・バイオサイエンス社(PBIO)が最近発表したプレスリリースは、同社のカンナビジオール(CBD)の開発を発表したものです。PBIOがカンナビジオール(CBD)の研究プログラムの進展を発表したことは、業界関係者に同社の将来を示唆するものとなったようだ。

プレッシャー・バイオサイエンス社は、栄養補助食品、医薬品、バイオテクノロジーなど複数の業界に応用可能な、圧力を利用した幅広いシステムの開発・販売を行っており、これらの業界の多くで支配的な存在になることを目標としています。最近の事業拡大もその一環といえるでしょう。

新しいCBD製造技術?

プレッシャー・バイオサイエンス社(PBI)は、プレスリリースの中で、大麻由来のCBDを特許取得済みのUltra Shear Technology™ (UST™)プラットフォームで処理することにより、高品質で水溶性のCBDオイルのナノエマルションが得られることを明らかにしました。この技術は、製造およびベースラインテストから18ヶ月後に、外観および分析上の安定性を示しました。

今回の発表は、CBDをはじめとするカンナビノイド業界にとって、大きな変化をもたらすニュースであるとPBIは考えています。ここ数年、CBDが商業的に発展する上で大きな障害となっていたのは、水に溶けず、人体への吸収率(バイオアベイラビリティ)が低いことでした。

世界保健機関(WHO)の推計によると、現在の経口投与ルートで吸収されるCBDはわずか6%にすぎません。そのため、摂取したCBDのほとんどが吸収されずに体内を通過してしまい、無駄になってしまいます。

このため、食品、飲料、化粧品、治療薬などのCBD製品を効率的に服用、吸収、バイオアベイラビリティー、利益を得るために、真の水溶性CBDの開発が求められていました。PBIはその問題を克服したようです。

CBDオイルは、神経疾患を含む多くの健康状態の症状を緩和する可能性があるとして、長年にわたって研究されてきました。CBDは、不安、うつ、PTSD、慢性炎症性疼痛、神経障害性疼痛などの症状を緩和する治療薬として広く普及しています。

CBDは、レノックス・ガストー症候群ドラベト症候群のてんかん発作の抑制を目的として、米国食品医薬品局(FDA)から承認されています。

初期の研究では、CBDが多発性硬化症の痙攣を抑え、アルツハイマー病、パーキンソン病、統合失調症などの神経症状を軽減する可能性が示唆されています。また、CBDは、がんの緩和補助療法としても検討されています。

PBIにとっての成長機会?

カンナビジオール市場は、2021年から2028年までの年平均成長率(CAGR)が21.2%になると予測されています。世界のCBD市場は、2020年の28億ドルから2028年には130億ドルに成長すると予想されています。

この業界の他のプレイヤーには、Neptune Wellness Solutions Inc.NEPTVillage Farms InternationalVFFJazz Pharmaceuticals Plc.JAZZなどがあります。

PBIのチーフサイエンスオフィサーであるAlexander V. Lazarev博士は、「ナノエマルション、リポソーム、固体脂質ナノ粒子は、医薬品や栄養補助食品のデリバリーシステムとして、多くのエキサイティングな機会を提供します」と説明しています。油滴や粒子のサイズが小さければ小さいほど、これらの製剤の安定性やバイオアベイラビリティが向上します。” と説明しています。

市販のUSTシステム

液滴の大きさは、正確な投与と吸収を決定する重要な要素であり、UST技術プラットフォームの素晴らしい利点でもあります。 PBIのシニアリサーチサイエンティストであるGary B. Smejkalによると、「USTの強力な流体せん断は、サイクルごとに油滴の大きさを徐々に小さくし、この方法を高度に調整可能なものにしています」とのことです。 このプラットフォームでは、室温で18ヶ月以上安定した、30~40nmの均一な液滴サイズのCBDナノエマルションを製造することができます。

PBIのセールス&マーケティング担当ディレクターであるJohn B. Hollisterは、この画期的な技術について、急速に成長する大麻市場の食品、飲料、治療薬の分野に革命を起こす可能性があることを明らかにしました。

ホリスターは、PBIが歴史的な安定性を達成したことで、2022年後半に予定されている商用リリース時には、USTナノエマルジョンシステムを顧客に迅速に採用してもらえると楽観的に考えています。

PBIの革新的なUSTプラットフォームによるCBDナノエマルションの調製に関する短いビデオをご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。

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