タバコ大手のBritish American Tobacco PLC (NYSE:BTI)は、OrganiGram Holdings Inc(NASDAQ:OGI)に2億2100万CAドル(1億7570万ドル)の投資を行うことを選択しました。
同社は、オーガニグラム社の子会社の株式約5,830万株を1株あたり3.792カナダドルで購入することに合意し、出資比率は19.9%となります。
また、この契約には、CBDを中心とした大麻製品の開発に特化した「センター・オブ・エクセレンス」の設立も含まれています。
Organigram社によると、このセンターは、カナダ保健省から大麻製品の研究開発業務のライセンスを取得している、ニューブランズウィック州モンクトンにあるOrganigram社の屋内施設に設置される予定です。
また、両社は、新センターに所属する科学者、研究者、製品開発者を任命し、新事業を支援することにしました。
センターの運営は、両社のシニアメンバーで構成される委員会が担当します。
Organigram社のCEOであるGreg Engel氏は、BAT社との提携を「非常に大きなマイルストーン」と呼んでいます。
“我々は、戦略的パートナーとの提携を極めて慎重に検討してきましたが、BAT社は、洗練された経営陣、革新的な製品プラットフォーム、研究開発への素晴らしい取り組み、消費者に対する深い洞察力、規制に関する専門知識、責任あるスチュワードシップと消費者安全へのコミットメントなど、多くの羨ましい特性を備えた消費財のリーディングカンパニーです」とエンゲルは説明しています。
またOrganigram社は、BAT社の戦略的投資により、同社の研究開発や製品開発業務が強化され、米国やその他の国際市場での大麻市場への参入などの成長機会が得られると述べています。
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