フィンテックマーチャントサービスプロバイダーのThe OLB Group, Inc.(NASDAQ:OLB)は、同社の SecurePayペイメントゲートウェイを 利用して決済処理を行うカンナビジオール(CBD)マーチャントのポートフォリオを買収する正式契約を締結したことを発表しました。買収した加盟店ポートフォリオは、過去の年間取引実績から、2022年には年間取引額が約4億ドルに達すると予想されています。
OLBグループは、加盟店グループの過去の実績に基づき、OLBグループの決済処理事業の年間売上高を2,000万ドル、EBITDAを500万ドル追加できると見込んでいます。
OLB社は、独自に開発したカスタマイズ可能な「SecurePay」システムを加盟店ポートフォリオに提供することで、CBD分野での活動の増加に関連した決済に関する多くの懸念に対処することができます。
SecurePay」は、従来のカードベースの決済、Apple(NASDAQ:AAPL)のApple PayやAlphabet(NASDAQ:GOOGL)のGoogle Payなどの主要なデジタルウォレット 、PayPal (NASDAQ:PYPL)、暗号通貨ウォレットなどを統合的にサポートするプラットフォームを提供します。また、このクラウドベースのプラットフォームは、QuickBooksやその他のビジネスソフトウェアアプリケーションを含む複数のバックオフィスシステムとの統合も可能です。
「OLBは常に革新的なフィンテック企業であり、将来の成功に向けて新たなトレンドを活用することを目指しています。OLBグループのCEOであるRonny YakovはBenzingaに対し、「OLBは常に革新的なフィンテック企業です。
「OLBグループのCEOであるRonny YakovはBenzingaに次のように述べています。当社は、個人が暗号通貨を使ってCBD製品を購入できる決済プラットフォームを提供する最初の垂直統合型企業の1つです。このような業界間の相乗効果を生み出すことで、CBD製品の提供者と暗号通貨の利用者が同時に新しい市場を構築することができるのです」とヤコフは続けます。
Grandview Research社の最近の市場分析によると、CBD市場は2020年に約28億ドルと評価され、2028年まで年率21.2%で増加すると予測されています。
価格推移
OLBグループの株式は、木曜日の朝の記事執筆時点で、 3.12%高い3.97ドルで取引され ています。